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京大生がJARVISを作るまでの話(1)「pythonの環境構築」

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最近は割と時間があるのでプログラミングでも勉強してみようと言うことでJARVISを作ることにしました。

JARVISとは

JARVISとは映画「アイアンマン」で主人公トニー・スタークが開発した人工知能のことです。

部屋の明かりの調節から主人のスケジュール管理まで、なんでもやってくれるロボットですね。

正式名称はJust A Rather Very Intelligent System(ただの超すごいインテリジェントシステム)です。

Pythonのインストール

JARVISを作るにあたって使用する言語はpythonにしようと思います。理由は名前がかっこいいから。

まずはpythonのダウンロードページにアクセスし、自分のOS(windowsやらmacやら)を選んでpythonをインストールします。

windowsの場合便利なことにはmicrosoft storeでもインストールできます。

pythonの使い方

pythonの対話モード

インストールが終わったら確認としてwindowsならコマンドプロンプト、macならターミナルから操作してみます。

windowsのコマンドプロンプトはタスクバーの検索欄で「cmd」と打つと出てきます。

コマンドプロンプトを開いたら試しに「python」と打ってみます。すると「>>>」というマークが出てきます。

これはpythonの対話モードといって、一行ずつ命令していくスタイルです。

例えばここで「x=3」を入力してenter、その次に「x+5」を入力してenterを押すとxに3を代入して、その後にxに5を足すという命令が出て、8と出力されるはずです。

pythonのファイル実行モード

テキストエディターAtom

Atomの公式ページからAtomをインストールします。

Atomはただのテキストエディター、つまり文字を書くだけのソフトなのでwindowsのメモ帳などでも大丈夫です。

Atomを開いたら左上のFileからNew Fileを選び、次のようなコードを「sample.py」という名前をつけてデスクトップあたりに保存しておきます。

coffee=int(input("コーヒーの量を入力してください。"))

unit=coffee/3

milk=unit*7

print("ミルクの量は",milk,"です。")

(今回はAtomを使用しましたが、学生ならPyCharmが無料で使えるのでお勧めです。)

ファイルを実行

pythonでは対話モードの実行の他に、ファイルに書かれたpython言語を実行することもできます。

コマンドプロンプトを再度開きなおし、「python (スペースを開ける)」と入力したあと、デスクトップのsample.pyをコマンドプロンプトにドラッグアンドドロップします。

enterを押すと、「コーヒーの量を入力してください。」と表示されます。

「300」などと入力してenterを押すと、「ミルクの量は700.0です。」という出力になります。

つまりこれはカフェオレに必要なミルクの分量を計算するプログラムですね。

おまけ:コードの解説

coffee=int(input("コーヒーの量を入力してください。"))

unit=coffee/3

milk=unit*7

print("ミルクの量は",milk,"です。")

今回はこのようなコードを書いたわけですが、このコードを実行するとまずinput(“コーヒーの量を入力してください。”)によって、「コーヒーの量を入力してください。」の文言とともに入力待ちの状態になります。

ここで300と入力すると、入力された300という値はint()によって整数としての300へと変換され、(変換前は文字列としての”300″)coffeeという変数に保存されます。

あとはcoffeeを3で割った値をunitという変数に保存し、unitを7倍した値をmilkという変数に保存。

最後のprint()関数で出力という流れです。

次回は実際にJARVISの作成に取り掛かります。

この記事の執筆者
理系さん

理系の現役京大生。
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